1997年の今日、INTERNET Watchでは、当時一世を風靡したゲーム機器「たまごっち」に関する情報を掲載した広告掲載もされている個人ウェブページに発売元のバンダイが広告掲載を取りやめるように申し入れたことが話題になっています。記事によると、バンダイの主張は、非営利であればよいが、広告収入を得ているのであれば、自社の商標や意匠を使ったビジネスであり、知的財産が侵害されているという考えだとしています。
INTERNET Watchではインターネットのメディア化が社会的に進み、既存の商業メディアと、個人メディアの境目があいまいになってきたことに起因していると指摘しています。いまでは個人ウェブページでも広告が入るのはあたりまえになり、こうした議論も耳にしませんが、当時の社会的な変化を象徴しているできごとだといえるでしょう。
- INTERNET Watch バンダイが個人の「たまごっち」ページに広告削除を要求
出典: INTERNET Watch