2002年の今日、W3Cが個人情報保護規格の「P3P 1.0」を公開しました。P3PはWebページにプライバシーポリシーをXMLで記述しておき、閲覧者がそのページを閲覧するときに確認できるようにする仕組みでした。また、自分のプライバシーポリシーを記述しておけば、Webページを閲覧したときに、それらを自動的に照らし合わせることで、閲覧者のプライバシーを守ろうという趣旨でした。しかし、実際にはウェブブラウザーなどのすべてが対応していなことや、そのポリシーを守る強制力をもたず、回避することも可能であることなどから、実効性を示すことができずに普及には至りませんでした。
- INTERNET Watch 個人情報保護規格「P3P 1.0」がW3C勧告として公開
出典: INTERNET Watch