ソニーが独自の音楽データ形式ATRAC3での配信を開始した日

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1999年の今日、ソニー・ミュージック・エンターテインメントはソニーが独自に開発した音楽ファイル形式「ATRAC3」での音楽配信を開始しました。ATRACはオーディオ機器のミニディスク(MD)で利用されていたデータ形式で、ATRAC3ではPC等のデジタルデバイスでの利用を想定してされた改良が行われていました。当時、音楽ファイル形式としてMP3が注目を集める中、オーディオ再生機器、配信経路、音楽コンテンツという垂直統合での音楽ビジネスへと踏み出そうという象徴とも言えました。しかし、残念ながらアップルのiPodやiTunesが急速に普及したことで、一連のソニー製品や技術は普及するには至りませんでした。1990年代まで、ウォークマンで成功を収めたソニーとしては、屈辱的な出来事だったと言えるでしょう。

出典: INTERNET Watch