NTT東日本のフレッツ大規模障害が復旧

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2007年5月15日18時44分ころに、東京23区、神奈川、千葉、埼玉を除く14都道県でBフレッツ/フレッツ・ADSL/フレッツ・ISDNなどのアクセス系サービスと、Bフレッツ回線を利用したIP電話サービス「ひかり電話」が利用できない状況となりました。また、ひかり電話では110や119などの緊急呼応も行えなくなりました。復旧には翌日16日までかかり、239万契約に影響が及びました。原因はNTTのIP化された通信編(NGN)でのルーターの設定によるものとされています。なお、この事故のあと、これほどまでの大規模な障害は起きていません。新しい技術では障害はつきものとはいえ、緊急性の高い通話までできないということは大きな問題をなげかけました。さらに、現在では緊急通話もさることながら、データ通信が途切れることは当時とは比べものにならないくらいの社会的な損失が発生すると思われます。

出典: INTERNET Watch