Flashストリーミングの普及を象徴する日

[ssba]

2003年の今日、JストリームとマクロメディアがFlashストリーミングの配信で協業を発表しました。
それまで、動画の再生にはリアルメディア、ウィンドウズメディア、クイックタイムなどを使っていましたが、提供者にとってはそれぞれの方式がOSやブラウザーに依存し、利用者にとってはアプリケーションやプラグインを入れたりすることにハードルがありました。もちろん、それなりのブロードバンド回線も必要でした。
Flashストリームの登場によって、多くの人が入れていたウェブブラウザー用プラグインだけで再生でき、しかもOSに依存しないというメリットがありました。
その後、2016年の最近まで、動画といえばFlashストリーミングでしたが、Flashのセキュリティー問題が解消しないこと、スマートデバイスが普及したこと、HTML5に対応したブラウザーが普及したことなどによって、10年以上、動画配信のスタンダードとなっていたその役割を終えようとしています。

出典: INTERNET Watch