1998年の今日、都市銀3行がインターネットショッピング決済実験を開始しました。オンラインショップでの支払いを銀行口座から直接引き落とすことができるというものでした。開始当初はNTTのG-SQUARE、ビッグローブのWebShopなどで利用可能で、1999年3月の実験終了までに50店まで拡大する予定としていました。
現在のオンラインショッピングではクレジットカード決済が主流になっていますが、当時はデビットカードのような銀行口座引き落としの標準化を目指していたようです。
それから18年がたち、最近では金融分野ではフィンテックが大きな話題となっています。1998年の決済実験も実はかなり「攻め」の取り組みだったといえるでしょう。そう考えると、保守的にとらえられがちな銀行業界は以前から意外とアグレッシブなのかもしれません。
- INTERNET Watch 都市銀3行がインターネットショッピング決済実験
出典: INTERNET Watch