1997年の今日付けのINTERNET Watchでは、朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、産経新聞社、日本経済新聞社の5社が共同で「ホームページユーザーアンケート」を実施したことについて報じています。
いまでは調査結果を見ることはできませんが、副題では「新聞社系サイトと雑誌社系サイト〜信頼度が高いのはどっち?」としていて、新聞社がインターネットで配信している記事について、他のコンテンツと一線を画しているということをアピールしたいものだったのではないかと思われます。
それから20年がたち、いまやプリントメディアとしての新聞は発行部数や広告売り上げ規模が厳しい状況に置かれているといわれています。海外ではデジタルメディアとしての優位性を活かしたビジネス転換に成功している事例も伝えられています。また、プロのジャーナリストによる情報の正確性に対する期待も高まっています。今後はさらに、デジタルメディア時代の新たな“新聞”機能のビジネスモデルがより強く求められていると思います。
- INTERNET Watch 新聞社系サイトと雑誌社系サイト〜信頼度が高いのはどっち?
出典: INTERNET Watch