2004年の今日、IBMはシンクパッド(ThinkPad)シリーズなどで知られるPC事業を中国のレノボへ売約することで合意したと発表しました。当時、人気だったPCラインナップを含む事業を手放す判断をしたということで、ファンにとっては衝撃的なものでした。これを皮切りに、日本もメーカーでもパソコン事業から撤退する企業が出てきました。昨今では、産業全体で見ても、PCの年間出荷台数は下落傾向にあるといわれていますが、背景にはスマートフォンやタブレットの増加、そしてなによりもハードウエア、オペレーティングシステム、アプリケーションソフトのいずれも大幅な技術革新がないからではないかと考えられています。
- INTERNET Watch IBM、PC事業を中国のLenovoに12億5,000万ドルで売却
出典: INTERNET Watch