固定電話サービスの利用時間が大幅に減少

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いまから14年前の2003年に総務省から発表された、2002年度の「トラフィックからみたわが国の通信利用状況」によると、固定系通信の契約者数は減少傾向が続き、利用時間に至っては約2割も減少しているとされています。契約数の減少理由としては、携帯電話などの移動体通信の増加、利用時間の減少理由としては、ADSLのような常時接続サービスの普及により、モデムなどを使ったインターネット接続のための間欠接続(ダイヤルアップ接続)の減少が挙げられています。
この傾向はその後も続き、固定電話を契約しないで携帯だけしかない世帯も珍しくなくなりました。そして、2016年の12月初旬、NTT(持株会社)の鵜浦社長は2025年をめどにした、固定電話料金の全面見直しの方針を表明しています。そのなかで、「かけ放題定額制」などにも言及をしています。

出典: INTERNET Watch