1998年の今日、DDIとIDO(両者は合併して今日のKDDIで、auブランドでの通信サービスを提供)がWAP(Wireless Application Protocol)を使ったインターネットサービスの提供を翌年4月から行うことを発表しました。日本ではNTTドコモが独自のiモードを採用し、DDIとIDOはGSM陣営では国際的なデファクトスタンダードとなりつつあったWAPで対抗しました。コンテンツを提供する事業者からすると、2つの方式に対応せざるをえず、手間やコストがかかることとなりました。しかし、スマートフォンが台頭し、フィーチャーフォン(いわゆる“ガラケー”)が終焉を迎えるとともに、どちらも縮小していくことになります。
- INTERNET Watch DDIとIDO、WAPによるインターネットネット接続サービスを導入〜携帯電話端末だけでメールの送受信などが可能に
出典: INTERNET Watch