ビント・サーフ氏が惑星インターネットについて語った日

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1999年の今日、INTERNET Watchでは、「インターネットの父」として知られるTCP/IPの共同発明者であるビント・サーフ氏が来日し、「Internet:The Next Generation〜次世代インターネットとビジネスの可能性〜」という題で講演をしたことが報じられています。当時はインターネット・バブル前夜で、いまほどのs成熟した市場になっていたわけではありませんが「インターネットは、電話回線以上の普及を見せると信じている」と述べています。さらに、「TCP/IPゲートウェイを宇宙空間に作り、惑星間で通信を行う」という惑星間インターネットについて触れています。これは単なるSF的な夢の風呂敷を広げたわけではなく、光の速度でも3分以上かかるほどの距離で通信しようとした場合、TCP/IPのフローコントロールがうまく作動しないということを例示して、将来へのインターネット技術の解決すべき課題を提示したものを考えられます。

出典: INTERNET Watch